変形性膝関節症の治療とはどのようなものがあるでしょうか?実は関節の軟骨をもとの形に修復することはできません。
変形性膝関節症を完治させるわけではなく、痛みを取って、膝がうまく曲がらなかったり伸びない状態を改善して、なんとか日常生活において支障がない程度に回復させることしかできません。一番、効果があるのは、外科手術などの方法を取ることになります。
しかし、ここまで来た場合、外科手術をするにもかなりのリスクを伴います。患者も高齢の方が多いですし、リハビリの期間が長引きます。
そして、完全に歩けるようになる可能性も少ないのです。もちろん治療が長期化すれば、費用もどんどんかかっていきますので、外科手術は、ある意味覚悟が必要になってきます。
変形性膝関節症の痛みを抑えたり、膝の炎症を抑えるには、薬が効果的です。しかし、もちろん薬を使ったからといって完治するわけではありませんので、ご注意ください。
副作用や欠点もありますので、医師とよく相談して飲んでいけば、長期的には病気の進行や悪化を遅らせることができるといえます。内服薬、外用薬等があります。
温熱・冷却療法というものもあります。これは患部を温めたり冷やしたりすることで、炎症を鎮めたり、痛みを和らげるわけです。具体的にはお風呂に入って患部を温めたり、温湿布をします。
普段の生活では、患部を冷やさない工夫が必要です。逆に患部が腫れていて熱を持っていることがあります。
このようなときには、温熱療法ではなく、冷却療法がよいとされています。最後に外科的手術を使うのは、変形性膝関節症が進行し、ほとんど歩けなくなってきた場合です。
脚を矯正する手術や人工膝関節を使う手術等があります。手術は患者の負担が大きいです。費用も時間もかかります。
ですから、外科的手術を行う人は、実は少なく、病気になっても、そのまま苦しんでいる人が多いので現状なのです。
